道は2日、一昨年7月に大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で中高年のツアー登山客ら8人が死亡した遭難事故を受け、同山系の登山者を対象に 昨年行った実態調査の結果を公表した。回答者のうち、ツアー客では60歳以上が8割と中高齢者の割合が高く、また装備面などで危機管理の意識が低い傾向が 浮き彫りになった。

 調査は聞き取り式で昨年7~9月、大雪山系の七つの登山口で実施。881人から回答を得て、うち6%がツアー客だった。

 回答者の年齢構成をみると、全体では60代以上が3割だったが、ツアー客に限ると60代が6割、70代以上が2割を占めた。

 ツアー客のうち、登山前に地図を用意したのは4割、コンパスや衛星利用測位システム(GPS)を用意したのは3割で、いずれも回答者全体の数値に比べて1割程度低かった。「特に危険は考えなかった」という回答も、全体の倍近い2割弱あった。

大雪山系 ツアー登山、8割が60歳以上 道が調査-北海道新聞[道内]